【第1回】入浴後3分以内のスキンケアで冬の乾燥を防ぐ

【第1回】入浴後3分以内のスキンケアで冬の乾燥を防ぐ

松本千賀子

オリジナルのスキンケア製品開発者 自らがひどい肌荒れを体験し、何も使えない肌になり、 独自で学びながらスキンケア製品を開発 販売しています。

冬の肌は、一年の中でもっとも乾燥しやすく、揺らぎやすい時期です。
気温が下がると皮脂量が低下し、水分を抱える力そのものが弱まります。さらに、暖房によって室内の湿度は20%台まで下がり「肌の水分が蒸発するスピード」が一気に加速します。

そんな時期にもっとも大切なのが、入浴直後の3分間
この短い時間に何をするかで、その日の肌コンディションは驚くほど変わります。


■入浴後の肌は “水分が逃げていく状態” にある

お風呂から出てタオルで拭いた直後の肌は、一見うるおっているように見えます。
しかし、実際にはとても不安定で、角質層の水分がどんどん蒸発している最中です。

特に冬は
・皮脂分泌が減る
・外気との温度差が大きい
・体温が高い状態から急に冷える
といった理由で、水分ロスがさらに加速します。

入浴後10分放置すると、肌の水分は半分以上失われる といわれるほど。
これを防ぐのが、3分以内のケアです。


■「3分以内のスキンケア」で肌の状態が劇的に変わる理由

入浴直後は、肌の表面が柔らかく、水分を吸収しやすい状態です。
そこに化粧水をのせることで、

✔ 水分が逃げるのを防ぐ

✔ 角質層がふっくら整う

✔ その後の保湿力が高まる

といったメリットが得られます。

特に OLIMナチュラルローション のような、
・ミネラル豊富
・浸透しやすい
・刺激が少ない
化粧水は、この時間帯に使うことで最大限の効果が出ます。


■《具体的なステップ》入浴後~3分以内に行う冬のケア

① タオルでこすらず、水分を軽く押さえる

摩擦は冬の肌にとって大敵です。
タオルを肌に押し当てて水気を取る“プレスドライ”が正解。


② 体がまだ温かいまま、すぐにローションを肌へ

ここで3分以内を意識します。

手のひらにローションを取り、
顔 → 首 → デコルテ → 乾燥が気になる部分
の順で丁寧に押し込むように使います。

冬はいつもより 1.3〜1.5倍の量 を目安に。


③ 手のひらで「やさしく包み込む」10秒

OLIM は手で温めると浸透がさらに高まります。
手の温度がミネラルの浸透を助け、肌がふっくら整っていきます。


④ 時間があれば “重ねづけ” を

頬骨の高い位置、目のまわり、口元などは冬に最も乾きます。
部分的な2度づけが、翌朝のメイクの仕上がりに大きく影響します。


⑤ 必要に応じて馬油やオイルでフタをする

ローションの後に、
・OLIM馬油
・OLIMナチュラルオイル
など、油分を薄く重ねると水分がしっかり守られます。


■実は「体」にも3分以内ケアが効果絶大

顔と同じで、体も入浴直後がもっとも水分が逃げます。
乾燥が気になる
・すね
・ひじ
・腰
などは、ローションの残りや馬油を薄くなじませるだけでも変わります。

冬のかゆみの大半は 乾燥によるバリア低下 が原因なので、
この習慣がかゆみ予防にもなります。


■3分以内習慣を続けると、冬の肌はどう変わる?

継続することで以下の変化が出やすくなります。

✔ 肌がつっぱらない
✔ 小ジワが出にくい
✔ 朝の肌がふっくら
✔ メイクのりが良くなる
✔ 赤みが出にくくなる
✔ 頬の“粉ふき”が改善

「乾燥する冬は仕方ない」と思っていた肌が、
この習慣だけで大きく変わることがよくあります。


■忙しい人ほど“習慣化”で一番結果が出る

お客様の中には、
「試しに一週間だけやったら、冬なのに肌が柔らかいままで驚いた」
という声もあります。

入浴後の3分は、毎日のルーティンの中でもっとも続けやすい時間。
時間も道具も必要なく、今日からすぐ始められるケアです。


■最後に:冬は“与えるケア”より“逃がさないケア”

冬は美容成分を増やすより、
肌の中の水分を逃がさない工夫 の方が圧倒的に効果があります。

その最初の一歩が「入浴後3分以内のケア」。
この小さな習慣が、これからの冬の肌を支えてくれます。



🌿 次の記事(第2回)へ続きます

テーマ:朝の洗顔で皮脂バランスを整えると1日乾燥しにくくなる理由(1500〜3000字)

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